| 7月9日 先進事例視察 「地球デザインスクール」 |
数日前までは確かにカラ梅雨だったんです。それが、振り出した途端に雨・雨・雨。
この日も、あいにくの雨模様で、しかも少々蒸し暑い気候でした。
この日、視察をお願いしていたのは、京都府宮津市にある地球デザインスクール。
京都府立の公園での事業で、しかもエコロジカルな活動だと聞いていたので
勉強になる事が多いと思い、直接見せていただくことにしたんです。
参加者は6名。2台の車に分乗して天橋立のある宮津を目指します。
まずは、公園敷地外にある廃校を活動したセミナーハウスで、
公園の計画と、地球デザインスクールの沿革について紹介をしていただきました。
NPOの設立の流れや、運営概要など、私達の活動にも参考になることばかり。
公園運営の事務局も整備時点から育てていくという方針が、
しっかりと形になっているような印象をうけました。

続いて、雨の中ではありましたが、現地を案内していただきました。
公園のオープンは来年の春を予定しているらしく、セミナーハウスもほぼ形が出来上がっていました。
屋根には、緑化のための芝が張ってあったり、パッシブソーラーのシステムがあったりと
工夫がいっぱい。中に入れないのが少々残念でした。
雨水利用のシステムも取り入れているそうですが、
雨の収集がイマイチなんだとか。
自然の力を利用させてもらうのって、結構難しいんですよね。

セミナーハウスの1階部分はピロティーのような、開放空間になっていて、
雨天時にも作業が出来るようになっています。
2階部分も広い縁側があって、雨の日でも外で話が出来るようです。
ただし、ここ宮津では冬になると積雪が1mを超える事も珍しくなく
外で遊ぶなんて事はあまり無いんでしょうけど。

個人的に興味深々なのが、モノレールシステム。
軌道を敷くのも簡単で、人力でも設置可能らしい。
しかも、斜度40度くらいまで登っていくそうなので、里人の活動地でも使えそうです。

元々が、みかん畑などで使用するためのものなので、荷物運搬能力もそれなりのもの。
もちろん、人が乗る場所もちゃんとあります。
子どもじゃなくても、面白そうな乗り物です。
一番右の写真は、セミナーハウスの周りにひいてあったレールです。
こちらはモノレールではなく、トロッコ電車だそうです。

農的な活動もやっていて、ライ麦なども植えていました。
元の田んぼをビオトープにしているところもあって、
貴重な植物も生育しているそうです。
赤米もちょっと植えてあったりして、楽しげな空間です。

里山活動として、炭焼きもされています。
面白いのが、一番右の写真にあるように、木の二股を利用して梁をもたせていること。
なかなかこのような技術を持った方は少ないそうです。
規格品としての木材しか知らないようだと、このような事は出来ないですもんね。

どこの里山に行ってもお目にかかるのが竹林。
侵食して大変なんですという言葉は、挨拶になっている感じすらします。
写真に残せなかったのが残念なんですが、竹を切った後に白い酵母がついていて
甘い香りを発していました。竹の天然酵母です。
里人が目指しているものを、2歩も3歩も前を進んでいる感じでしたが、
されていることの一つ一つをきちんと把握されていて、一貫性を感じ、好印象を受けました。
先進的な事例を見ると、あれもしたいこれもしたいと思ってしまいますが、
少しずつ、背伸びをせずにやっていきたいと思います。
|
|