| 2005年10月10日 ストローベイルハウス・セルフビルドワークショップ4 「廃タイヤの壁土台づくり」 |
秋も深まり、天候も気まぐれな毎日。
それでも、10月10日は「晴れの得意日」と言う事で、期待して開催したのですが・・・。
開催も4回目になると現地に直接来ていただける方も多くなって、
ワークショップを開催する前にから、ちょくちょくと作業を手伝ってくれる方も。
前回、部材を組み立てて、その後で垂木までは掛けたのですが、
ブルーシートだけだと雰囲気がいまいちだったので、よしずを下に敷くことにしたんです。。

とりあえず、今日の主役は廃タイヤ。
リサイクル法の関係で、これを手に入れるにも結構大変だったんです。
「廃タイヤは、産業廃棄物なので自由に売ったり渡したり出来ないんです。」と某メーカー。
「産業廃棄物の廃タイヤは、勝手に運搬すると違法の可能性があります」と某協会。
いろいろ巡って、神戸ポートリサイクルというリサイクル業者にたどり着いたのですが、
ここに出会えなかったら、この計画も変更になっていたかもしれません。
このタイヤを地面に並べていくのですが、そのために地面を平らにしなくてはいけません。
開始時間を前に、スコップとかけやで地盤馴らしです。
10時半を少し回ったところで、ワークショップ開始です。
今回、15年ほど前に四国でアースシップによる家作りをされた経験をお持ちの玉本さんに来ていただき
技術指導をお願いしました。建設関係の会社(TAMARACK.INC)をされている方なのですが、
理論よりも、まず実践といった感じの方で、私達にもとても馴染みやすく教えて下さいます。
今日の作業は、廃タイヤに土を詰めいていく。これに尽きます。
その為に、タイヤに入れる土を集める事、いかに効率的にタイヤに土を詰めていくのか
試行錯誤の始まりです。

こちら、土集めの穴掘り部隊。
土を掘る場所には草がぼうぼうと生えているので草刈りから開始です。
少し雨で湿っているので、作業としてはしやすいようですが、これも大勢だから出来る作業ですよね。

集めた土は、タイヤの横まで運びます。
距離はそんなに無いので、集めた土を一輪車に乗せ、ざーっと下に落としていきます。
その土を、タイヤの中に入れて、ぎっしりと詰め込んでいく。作業としてはこれだけ。
ところがこれが非常に大変。タイヤの横の部分にまでしっかりと土を入れていくというのが結構な作業なんです。
これが、なれるまでなかなかはかどらない。しかもハンマーは重い。
ぎっしりと土を詰めると、かなりの重量になります。
12時半頃に、昼食。今日のメニューは親子丼です。
少し芯が残ったご飯ですが、アウトドアと言う事で大目に見ていただきました。

さーて、そろそろ午後の作業をと思ったところで、雨がぽつぽつと。雨が降っては作業になりません。
仕方が無いので、建築途中の小屋の中で色々なお話をする事に。
まず最初に、なぜこの場所でエコハウスを建てようと思ったのかをお話させていただいて。
玉本さんから、アースシップについてのお話。ヒッピー文化から生まれ、地球に抱かれて暮らすと言う考え方、
決してタイヤを積む事が、アースシップではなく、コンセプトを踏まえたお話をしていただきました。
大島さんにも、ストローベイルにたどり着いた理由や、これからの展望をお話してもらいました。

それから、参加された方がどのような思いでここにしていただいたのか、
何に関心をもち、これを通して何を得ようとされているのかなど、少し深いお話も。
そして、なぜか中央に鎮座しているお釜・・・。
自給自足について、自分で家を建てることについて、建築基準法について
体を動かしているときには、なかなか出来ない話が出来、いい時間だったのではないでしょうか。

2時間が過ぎたところで、なんとか雨も小降りになり作業再開に。
ところが土は水分を含み作業は前よりも大変に。
それでも、色々と模索をする中で、効率よくする方法を見つけ出し
午前より速いペースで作業は進んでいきます。
でも、夏に比べて日が暮れるのは格段に早くなっていっています。
この日、予定ではタイヤを3段積む予定だったのですが、2段目を積んだ時点で終了。
皆さんの手や腕もそろそろ悲鳴を上げていたのではないでしょうか。
5時を過ぎると辺りは暗くなっていくので、片づけをして終了です。
今回の参加者は9名にスタッフ6名。
途中で帰られた方もいたので、全員ではないのですがお決まりの記念写真です。
さて、次回はいよいよストローベイルのお出ましです。
(タイヤの残り1段を積む作業から開始になりますが・・・。)
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