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2006年3月19日 ストローベイルハウスワークショップ


 昨年の夏から続けているストローベイルのセルフビルドですが、冬の間は壁を塗っても中の水分が凍ってしまうので、しばらく寝かせておいて、暖かくなってきた3月に再開・・・、のはずでした。ですが、3月も半ばを過ぎて、例年であれば、日中は暖かい日が続いているところなのですが、この日はなんと雪までちらつく始末。

 天候不順と年度末という事が影響したのかどうかわかりませんが、この日参加者は少なく、のんびりとした雰囲気で土壁を塗っていく事に。

 ところが、ここでも問題が。この数日前に吹いた強風のためにシートはめくれ、さらに春の長雨が土壁を容赦なく塗らしていました。その結果、大島さんの支持の元、濡れた部分の土壁をはがし、中のストローベイルを乾燥させる事に。土壁を塗る予定が土壁を壊していく事になってしまったんです。


土壁破壊中! 濡れてしまっていては仕方ないそうですが、悲しい・・・。 土壁を落とすとこんな感じ。再び藁とのご対面です。


 3月という事で日が差せばそれなりに暖かいのですが、雪は舞う、ひょうが落ちてくる様な天気になってしまいました。それでも、11月に土壁を塗った時よりは、土も温かく感じます。

 やはり、せっかくきたのなら土壁を壊すより、塗っていった方が楽しいものです。前回は参加者全員が物凄いハイテンションで大騒ぎしながら塗っていったのですが、今回は、どちらかというと静かな感じ。たとえて言えば、土を塗る事で自分と向き合っているような感じです。

 これは作業の内容も関係していると思いますが、今回の作業は前回のように、全体を塗っていくのではなく、前回塗った土壁がひび割れた部分を埋めていく「おおなおし」という地味な作業だったんです。ヒビは無数にあるのですが、その中でも大きなヒビの中に、粘土を埋め込んでいくように塗っていくんです。


小さなひび割れを補修していきます。この行程を「おおなおし」と呼ぶそうです。 色の濃いところが「おおなおし」によって塗ったところです。


 今回塗った土、少しの差なのですが、前回に比べて粘土分が少なかったようで、乾燥してくると若干色に差が出てきます。これは発酵の具合も関係しているそうです。そういえば、前回に比べて匂いもあまりきつくなかったような気がします。やっぱり、叫びたくなるような匂いが必要なのでしょうか。

 ところでこの日、読売新聞の記者さんが尋ねてきてくれて、取材をしていただきました。いつ掲載されるかは未定ですし、掲載されるかどうかも未定なのですが、掲載されたらまた紹介させていただきます。


土の発酵についての解説中。ブルーシートをめくると独特の香りがします。 夕暮れのストローベイルハウスです。すごい山の中という雰囲気です。


 次回は5月頃を予定していますが、今度は出来れば内側を塗りたいと思います。次回こそは、雨や寒さの心配が無いようないい天気になってくれる事を願います。